インフラの老朽化が社会的課題となっています。膨大なインフラを適切に点検・調査・管理するには、DXによる効率化・高度化システムが不可欠です。NJSは、独自にドローンやロボティクスなどの点検調査ツールを開発しインスペクションの技術革新を推進しています。

管内飛行ドローン Air Slider

管路などの閉鎖性空間の点検・調査に特化したドローンです。管内を飛行しながら撮影します。人が管内に入ることなく早く・安全に点検・調査することができます。本体はカーボンとすることで耐久性を確保、独特の機体構造でドローン自身が発生させる乱気流を制御しつつ、管内の障害物にあたることなく安定して飛行します。

水上走行ドローン Water Slider

水量が多い管路や流速が速い施設など、従来は点検調査が困難であった場所に有効な水上走行型ドローンです。共用中の施設でも調査ができること、強力な照明により暗い管内でも鮮明な画像が取得できること、操作可能なカメラが4台まで搭載できること、FPVカメラでリアルタイムに映像を見ながら操作できることが特長です。

水中ドローン WATERi

世界においても、健全な水循環には健全な水インフラの整備が欠かせません。NJSは、地域のニーズに基づいた機能とコストの実現に加え、事業の持続性や環境保全の観点も含めた最適なインフラ設計を行います。さらに、最新のDX技術による効率的な維持管理の推進、持続可能なインフラ機能の整備を目指します。

管内点検ロボット Lucy

クローラー式管内調査ツールです。障害物を乗り越える独自の推進機構と閉鎖空間用排熱板を装備しています。障害物により進めない個所では自動的に出発地点に戻る仕組みとなっています。これにより、全ての操作が地上から可能なツールとしています。LiDAR搭載の管内点群データ取得タイプもあり、カメラ映像と合わせて正確な 管内状態の把握が可能です。