気候変動の影響が深刻さを増しています。洪水、豪雨、熱波、干ばつ、山火事の多発とこれらに伴うインフラの機能停止、生態系の損失、水不足・食料不足が懸念されています。NJSは、くらしを支える水インフラの専門家集団として、地域とともに環境保全を推進します。

地域環境計画

2050年のカーボンニュートラルに向けて、多くの地域が脱炭素に取り組んでいます。NJSは、温室効果ガス削減に向けて、事務事業・区域施策・地域脱炭素化推進事業の設定等の地域環境基本計画の策定をサポートします。地域の排出源調査、ロードマップの作成、事業者の募集や有効性評価等、幅広いサービスを提供しています。

GHG削減計画

環境基本計画に基づき、温室効果ガスの排出削減計画を策定します。域内の排出減を産業分野別、電力・燃焼等の排出方法別、温室効果ガス種別、施設別等に分析し、効果的な排出削減策を提案します。再生可能エネルギー の導入、省エネ・低排出型設備への転換、バイオマスや未利用地による創エネルギーについて検討します。

再エネ施設計画

温暖化の進行や資源の枯渇が懸念される中で、再生可能エネルギーの導入が急務となっています。NJSは、水インフラの有するエネルギーポテンシャル、太陽光発電、水力発電、風力発電、バイオマス活用などの再エネソリューションを提供します。地域エネルギーの地産地消を促進し、持続可能な社会構築を推進します。

廃棄物処理計画

循環型社会と脱炭素社会への転換に向けて廃棄物処理の重要性が高まっています。廃棄物の循環利用インフラの整備とともに温室効果ガスを削減する必要があります。NJSは、生ごみ・し尿・浄化槽汚泥などと下水汚泥との共同処理から、混合消化・発電・廃熱利用などに資する循環社会型システムを推進しています。

エネルギー管理計画

脱炭素社会実現と環境負荷の削減に向けて水インフラのエネルギー管理とが求められています。NJSは、エネルギー消費量の分析、省エネ設備の導入検討、下水汚泥やバイオマスによる創エネ計画、AI活用による運転管理の最適化に取り組んでいます。効率的な水インフラの計画を通じて持続可能な社会の構築を推進します。