地域の実情を踏まえた水インフラ事業を推進するため、事業のニーズ、実現性、事業手法に関する調査・計画を実施します。水へのアクセスの状況と課題、水源確保、地域の気候・風土・生活スタイルに加えて、自然災害の状況も重要な調査項目です。
水インフラが脆弱な地域については、現地の自然環境や社会状況を踏まえた持続可能な水インフラの整備が急務となっています。NJSは、現地の自然条件や地域実情の把握、気候変動に伴うリスクの把握、水インフラ整備が地域社会に与える影響、水インフラ事業の現地化などに関する調査・計画を実施しています。
世界における水へのアクセスは、水資源の偏在、都市への人口集中、気候変動の影響などにより厳しさを増しています。NJSは、水資源の公平かつ効率的な利用、自然環境・生態系の持続性確保、水循環に係る利害関係者による「統合水資源管理」の構築に向けて、水源の調査や水利用計画の策定を実施しています。
気候変動により世界各地で豪雨や洪水が頻発しており、雨水に対する防災減災の重要性が高まっています。NJSは、地域の降雨特性、地形・地質、土地利用を踏まえた浸水シミュレーションに基づき、防災計画、避難計画、雨水利用システムの構築など、それぞれの地域に応じた雨水管理計画の策定を実施しています。
