2025年7月8日(火)、本社14階にて「2024年度BIMコンテスト」を開催しました。

 

BIM(Building Information Modeling)は設計や維持管理計画の策定を三次元化する技術です。国土交通省の直轄事業では、2023年度から設計成果の納品にBIM/CIMの利用を義務付けており、今後自治体でも利用が拡大することが予想されています。

 

当社は2020年から「BIMイノベーター研修」をスタートさせ、ソフトの使用方法・活用方法の習得に努めてきました。昨年からは、更なるBIM活用の拡大と高度化を目指し、「BIMコンテスト」をスタートしました。本年はその2回目となります。

 

BIM活用は、3次元での設計技術の習得のみではなく、BIMにより顧客とのコミュニケーションの円滑化や手戻りの防止に寄与する技術です。「BIMコンテスト」では、BIM導入による意思決定の迅速化やコストの削減、品質の向上への寄与度を競います。

 

本年は4チームが参加し、最優秀賞1チーム及び優秀賞1チームそれぞれを表彰しました。

 

タイトル 発表チーム名
Rebroを用いた電気設備数量計算の適用に向けて NAGOYABIM-Lab(名古屋)
狭小な敷地条件下でのポンプ場設計事例 M市Tポンプゲートプランナーズ(仙台)
I市実施設計業務におけるBIM活用 I市BIM活用チーム(東京)
浄水場の配置検討・プランニングにおけるBIM活用 浄水場設計チーム(東京)


 

【表彰】

●最優秀賞: チーム名「NAGOYABIM-Lab」
      「Rebroを用いた電気設備数量計算の適用に向けて」


●優秀賞 :チーム名「I市BIM活用チーム」
      「I市実施設計業務におけるBIM活用」
 

「NAGOYABIM-Lab」発表スライド抜粋

NJSグループのBIM/CIM保有技術

 

 

引き続き当社では、BIM活用による生産性向上を目指し、上下水道分野におけるBIMの導入・活用を推進してまいります。

 

BIMコンテスト参加者