下水管内水位リアルタイム観測システム

近年、気候変動による局地的な集中豪雨により、道路冠水や地下室浸水等の都市型水害のリスクが高まっています。
NJSはIoT(Internet of Things)を活用した、リアルタイム水位観測システムを開発し、これらのリスク回避に取り組んでいます。

特長
低消費電力・長時間稼働
LPWA(Low Power Wide Area)を活用した低消費電力化や管内水位に応じた通信頻度の切替で、平常時の消費電力を抑制することにより長時間の稼働を実現しました。
広範囲の水位情報収集
マンホール蓋から約1kmの無線通信を実証しました。中継器の設置により伝送距離を約3km延伸でき、計4km程度の広範囲の水位情報を収集できます。
現場の環境により変動する可能性があります。
低コスト・短期導入
電源工事や専用マンホール蓋を必要としないため、低コスト・短期間で導入が可能です。また、免許不要の周波数帯を利用し、通信料金が掛からないため、ランニングコストを削減します。
セキュリティ
インターネットを使用しない独自の伝送仕様やデータ暗号化等により、高いセキュリティを確保します。
仕様
BASICプラン(ユーザー数:10まで)
外形寸法 | 160mm×160mm×43mm |
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設置方式 | 固定器具、マグネット(利用形態による) |
継続動作時間 | 約1年間を実証※ |
性能保証温度 | 0℃?+50℃(周囲温度) |
防水 | IP67以上対応 |