管路・閉鎖性空間の点検・調査ドローン

独自の機体構造と制御システムにより、管路や閉鎖性空間での安定飛行を実現しました。
容易な操作性FPVによる操縦2K撮影
より早く、より安全に
平成27年度末のわが国の下水道管路延長は約47万km。このうち9割が人による目視調査ができない口径800mm未満の小口径管路です。
現在、口径800mm以上の管路は人による目視調査が行われ、口径800mm未満の小口径管路は自走式のテレビカメラ等で調査が実施されています。これらの方法では、人がマンホールに入り機材等を設置する必要があることから、効率が良いとは言えず、調査が進んでいない状況です。
管路の耐用年数といわれる建設後50年を経過した管路延長は、現在約1.3万kmと全体の2.8%ですが、今後この比率は急増し、管路老朽化による道路陥没等の危険性も高まります。また、人手不足社会が進行する中、調査作業の省力化は欠かせない課題です。このような背景から、管路の点検・調査の効率化と経済性の確保が喫緊の課題となっています。



仕様

サイズ | 280mm×570mm×190mm |
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重量 | 2.0 kg(バッテリー含む) |
飛行時間 | 3~5分 |
適用範囲 | Φ400~1,350mm |
搭載カメラ能力 | 2K(1,920×1,080) |