エキスパートが選ぶ下水処理プラントのシミュレータ

BioWinは、海外を中心に四半世紀にわたり下水処理プラントのシミュレータとして下水道の設計者や運転管理者から幅広い支持を集めてきたソフトウェアです。
シミュレーションできるプロセスは、活性汚泥法等の生物処理から、沈殿・濃縮や加温等の物理処理、凝集分離等の化学処理、好気性及び嫌気性消化等の汚泥処理まで多岐にわたっており、下水処理のほぼ全プロセスに適用可能です。
NJSは、開発元のEnviroSim社より国内における独占販売権を取得し、ソフト販売とともにBioWinを用いてモデリングした下水処理場の処理機能診断、再構築、運転管理支援等を提案します。

特徴
- 1.水処理モデルは、国際水協会(IWA)により提案された活性汚泥モデル(生物反応数学モデル)と同じ理論を採用しており、モデルの信頼性は確保されています。
- 2.プロセスモデルの公式が豊富でシステムの追加も容易に可能なため、高い汎用性を有しています。
- 3.豊富な実績に基づいたモデルのため高精度のシミュレーションが可能です。
- 4.独自の高速計算エンジンにより処理速度が格段に速くなっています。
適用範囲
下水処理に関する次の各シミュレーション・検討・運転支援
- 1.施設計画の最適化シミュレーション
- 2.エネルギー消費シミュレーション
- 3.運転コストシミュレーション
- 4.既設プラントのシステムフロー見直し検討
- 5.流入水質悪化や雨天時増水等の対策検討
- 6.し尿投入や広域汚泥処理計画における水処理への影響検討
- 7.嫌気性消化ガスによるエネルギー活用計画
- 8.新技術の適用可能性検討ツール
- 9.運転管理者や研修生の教育訓練ツール